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揺れるタイ航空 倒産、意図的な運航遅延のうわさ否定

2014年1月9日(木) 00時00分(タイ時間)
タイ航空本社ビルの画像
タイ航空本社ビル
写真、ニュースクリップ
アムポン会長らの辞任を求める文書を手渡すタイ航空労組(6日)の画像
アムポン会長らの辞任を求める文書を手渡すタイ航空労組(6日)
写真提供、タイ航空労組
【タイ】タイ国際航空は7日、声明を出し、インターネット上に流れている、同社が倒産するといううわさと、同社の社員が今月5日、同社便の運航を意図的に遅らせたといううわさを否定した。

 経営状態については、昨年9月末時点で資産総額3159億バーツに対し、負債は1835億バーツで、過去に債務不履行になったこともないと説明。5日の運航の遅れはスワンナプーム空港(バンコク空港)の人員不足が原因だと主張した。

 同社はまた、反タイ政府派がバンコクで大規模なデモを予定している今月13日、バンコク都内ウィパワディランシット通りの本社ビルとジェーンワタナ通りの政府総合庁舎のオフィスでの発券業務を中止すると発表した。

 一方、タイ航空の労働組合は6日、経営不振を理由に同社のアムポン会長とチョークチャイ社長代行の辞任を要求するチャチャート運輸相宛の文書を運輸省の担当者に手渡した。

 タイ航空は様々な利権を抱え、社内抗争や政治介入が頻繁に起きている。昨年1―9月は63・5億バーツの最終赤字を出した上、滑走路をオーバーランするなど事故が相次ぎ、就任して1年2カ月だったソラジャク社長が12月に辞任に追い込まれた。

 経営陣と労組の対立も根強い。労組は今回の政争で反政府派支持とみられ、13日にはかなりの社員がデモに参加し、会社の業務が人手不足になることも懸念されている。


〈タイ航空の運航トラブル〉
2013年5月
タイ航空傘下の格安航空ノックエアのボーイング737―800型機がタイ北部チェンライ空港に着陸した際に前方左側の車輪が外れる。

2013年8月
ノックエア機がタイ南部トラン空港で離陸に失敗してオーバーランし、草地に突っ込み停止。

2013年9月
タイ航空のエアバスA330―300型機がスワンナプーム空港に着陸した際に滑走路を外れ、前のめりになって停止。乗客13人がけがをした。同社は事故後すぐに事故機の機体のロゴを黒く塗りつぶす隠ぺい工作を行い、批判を浴びる。

2013年10月
タイ航空の札幌発バンコク行きのボーイング777―300型機が燃料漏れで出発を翌日に延期。
ノックエア機がタイ東北部ウドンタニ空港で着陸時に滑走路を外れる。

2013年11月
チェンライ空港に着陸したタイ航空のエアバスA300―600型機の後輪のタイヤ1本が十字に大きく裂けパンクしているのが見つかる。
《newsclip》

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