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中国:浙江省で「H7N9」インフル猛威、患者数は累計49人に

2014年1月29日(水) 14時16分(タイ時間)
【中国】中国沿海部の浙江省で、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染が広がっている。

 同省の衛生計画生育委員会は27日、「H7N9」感染の患者数について、これまでの累計で国内最多の49人に拡大したと発表。うち1人は健康回復後に退院したものの、12人が死亡し、36人がまだ入院治療を受けている実態を明らかにした。

 49人のうち41人は、家禽との接触が確認されている。患者の居住地は、杭州、寧波、紹興、湖州、台州、嘉興、金華、温州の8市(24県・市・区)に及ぶ。1月9日以来、すでに18日連続で感染患者が新たに報告された。過去2週間以内に患者2人以上が出た地域は、蕭山区、浜江区、余杭区、ギン州区、慈渓市、越城区、柯橋区、諸曁市、徳清県、呉興区、椒江区の11エリアに広がった。

 直近の感染状況に関しては、◆発症地域が広がりつつあること、◆農村部で感染者が多く出ていること、◆患者の低年齢化がみられること、◆既存の慢性病を持っていない感染者が増えていること――などを挙げた。そのうえで、生きた家禽になるべく接触しないよう呼びかけた。手洗いやマスク着用を奨励している。

 H7N9の死亡率については、疾病予防当局の専門家が11%に上るとの見方を示している。広東省「H7N9」疾病予防専門家チームの鐘南山リーダー(中国工程院院士、中華医学会会長)などは23日、今年に入ってからの「H7N9」感染者数が省全体で20人に拡大し、うち3人が死亡したと報告。これまでの統計結果を踏まえたうえで、死亡率は1割を超えるとの認識を示した。 

 集団感染が発生していない点を重視し、まだヒトからヒトへの感染は確認されていないと説明しながらも、ウイルス株が突然変異する可能性もあると指摘。感染の動向をこれからも詳細に注視する姿勢を打ち出した。広東省内で確認された患者の数は、これまでの累計で26人。うち3人(11.5%)が亡くなった。
《亜州IR株式会社》


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