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中国人の公共マナー欠如は南極でも、現地観測隊員の迷惑に

2014年2月6日(木) 11時11分(タイ時間)
【中国】中国で最近人気を集めている南極見学ツアーが、現地の観測活動や隊員たちに大きな負担をかけていることが問題になっている。

 ツアー客との記念写真の撮影などに追われ、本来の業務に支障をきたす隊員がみられる始末。当局による管理規則の制定が求められるとともに、中国人の公共マナーの質が問われている。東方日報が3日付で伝えた。

 南極観光ツアーの料金は最低で13万人民元(約220万円)に設定されている。中国人ツアー客はアルゼンチンを経由して南極に到着。観測ステーションの「長城基地」にゴムボートで上陸する。春節第1陣のツアーは100人の大所帯。客らは波止場で忙しく働く隊員たちに歓声を上げ、記念写真や切手のスタンプ印をせがむ。夏のシーズンには数千人が押しかけるという。

 南極は中国政府が定める観光地リストの範囲外にあり、当局の規制や業者間のルールが定められていない。このため現地の隊員が通常業務に加えて、ツアー客のガイド役を引き受けさせられているのが実態という。

 こうした中で、ツアー客の「マナー知らず」に対するネットでの反応は辛らつ。「公共の場での喫煙やゴミ捨ては中国人の代名詞」「学校が試験の成績だけにとらわれ、マナー教育を怠ってきたツケだ」などの厳しいコメントが相次いでいる。

 中国初の南極観測ステーション「長城基地」は1985年に完成した。
《亜州IR株式会社》


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