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中国:1泊100円の「コンテナ族」増殖中、ホワイトカラーや大学生の姿も

2014年2月19日(水) 14時08分(タイ時間)
【中国】中国の大都市で、コンテナハウスで暮らす「コンテナ族」が増えている。価格の安さが魅力。工事現場で働く地方からの出稼ぎ労働者を中心に人気を集めている。

 一般的なアパートを借りるよりも安上がりだとして、ホワイトカラーや大学生の間でも利用する人が出ている状況という。福州晩報が17日付で伝えた。

 「コンテナ族」は、生活が困窮し、家を購入、賃借できない人々の代名詞になりつつある。需要が高まる中で、コンテナハウス事業はここ数年で産業チェーンを構築。賃料は広さ18平方メートルのコンテナで1日当たり6人民元(約100円)に全国統一されている。

 福建省省都の福州市でも、「アパートを借りるよりも現実的で、出費を節約できる」と考えて、コンテナハウスに住む人が急増中だ。同市でコンテナハウスを販売・賃貸している業者では、顧客の総数がすでに3000人を超えた。販売も行っており、価格は広さ18平方メートルのコンテナで1個当たり1万人民元、トイレ付なら1万2000人民元だ。リースとして貸し出す場合は、120日以上の契約を条件とし、賃料のほか、保証金9000人民元と、往復の輸送費800人民元を徴収する。コンテナハウスの設置場所は工事現場内、勤務先の敷地内、大学敷地内などさまざまだ。

 福州市内の工事現場で働く貴州出身の農民工、羅朝景さんもその1人。妻、子供2人の合計4人で狭小なコンテナハウス内で暮らしている。生活環境は良いとはいえないものの、「周辺のアパートを借りようとしたら月1200人民元と言われ、すぐに諦めた」と「コンテナ族」になることを選んだ理由を吐露。「ここが竣工したら、別の工事現場を探して、次のコンテナハウスに移り住む」と語った。
《亜州IR株式会社》

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