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中国:「マヌケ」麻薬密売人、偽札つかまされたと通報し“お縄”

2014年2月22日(土) 16時56分(タイ時間)
【中国】取引相手から偽札26万人民元(約437万円)をつかまされ、警察へ通報するという「マヌケ」な麻薬密売人の存在が、成都市公安局の19日の発表で明らかになった。

 警察はこの密売人を逮捕すると同時に、犯行グループのアジトを急襲して合計14人を一網打尽。メタンフェタミン10.62キログラム、メタンフェタミン注射液3キログラムを押収した。博訊新聞網が20日付で伝えた。

 四川省出身のこの密売人・張冬宇は先月28日に吉林省長春市で、覚醒剤の取引を1対1で行った。まず2.2キログラムの覚醒剤メタンフェタミンを取引相手へ渡し、その相手と共に車に乗り込み、銀行へ向かった。取引相手は銀行へ入るとすぐに26万人民元が入った袋を手に出てきた。張冬宇はそれを受け取り、「警察に目を付けられないうちに、さっさと分かれよう」と言う相手の言葉に促されるまま二手に分かれた。その足で別の銀行へ金を預けに行き、そこではじめて偽札をつかまされたことに気付いた。「警察へ通報しないなら、当行から通報する」と行員に急かされる張冬宇。どうすることもできず自ら警察に通報し、彼の密売人生活は終わりを告げた。

 長年彼をマークしていた長春警察は、張冬宇逮捕の報に接し、同日にアジトを急襲して麻薬取締法違反の容疑で10人の身柄を拘束。メタンフェタミン2.2キログラム、荒稼ぎした金4万人民元(約67万円)を押収した。その後、長春警察が成都警察へ情報を提供。1月30日に成都市・青白江区でも、張冬宇がかかわったグループの密売人仲間4人が逮捕され、メタンフェタミン8.42キログラム、メタンフェタミン注射液3キログラム、金14万人民元(約236万円)余り、麻薬製造のための道具類、犯行に使われたとみられる車両2台が押収された。この4人はすでに刑事告訴されている。
《亜州IR株式会社》


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