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中国:不動産投資信託にリスク、14年償還額は2.92兆円

2014年2月27日(木) 15時48分(タイ時間)
【中国】不動産に絡んだ投資信託のリスクが顕在化しつつある。

 投資信託に関する調査を手がける用益信託網の統計によると、不動産投資信託の募集額は、過去2年だけで総額3660億人民元に膨らんだ。2012年に1760億人民元、2013年に1900億人民元が集められている。一方、償還期を迎える不動産投資信託も急増。保守的に見積もっても、2014年は1749億人民元(約2兆9200億円)が償還される予定だ。なかでもピーク期の第4四半期は524億9100万人民元に上るという。北京商報などが26日付で伝えた。

 半面、「不動産」向けの融資は、各銀行が絞り込みの対象とするようになった。銀行からの融資が細る――と想定されるなか、不動産デベロッパー各社の資金繰りは苦しさが増す可能性が高い。不動産デベロッパーの手元流動性が低下した場合、これら不動産投資信託の償還が危ぶまれる事態に発展しかねない情勢だ。

 多数の信託会社にとって、不動産投資信託は業務全体の3~4割を占める。不動産投資信託の規模は、13年末時点で1兆300億人民元に拡大した。
《亜州IR株式会社》

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