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中国:昆明駅の無差別殺傷事件、当局が新疆分裂勢力によるテロと断定

2014年3月4日(火) 12時26分(タイ時間)
【中国】雲南省昆明市の昆明駅で起こった武装集団による無差別殺傷事件について、同市政府はこれまでに「新疆ウイグル自治区の分裂独立勢力が関与した計画的で組織的な暴力テロ事件」と断定した。新華社通信が2日付で伝えた。

 事件は1日午前10時ごろ(現地時間)に同駅構内のホール切符売場で発生。刃物を持った武装集団が無差別に通行人を相次いで襲撃した。これまでに29人が死亡、143人が負傷した。負傷者のうち73人が重傷、70人が軽傷。市内の病院11カ所に搬送され、治療を受けている。

 現地メディアによれば、武装集団は全員が全身黒ずくめの服装姿で、10人以上で構成されていた。そのうち、警察が4人を射殺し、女1人を拘束したという。ただ出身民族などの詳細は一切公表していない。

 中国本土ではウイグル族による分離・独立運動が過激化するなか、公安当局と過激派との衝突が多発している。新疆ウイグル自治区以外の都市でも、13年10月末にウイグル族と見られる家族の乗った車両が北京市天安門の歩道に突っ込み炎上・爆発する事件が発生した。外国人を含む43人が死傷。当局は「新疆分裂独立派によるテロ」と断定した。

 両会(人民代表大会と政治協商会議)の開催を直前に控え、全国的に警備体制が強化されるなかで起こった事件だけに、現地では緊張が高まっている。
《亜州IR株式会社》


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