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中国:深センのIBM系工場で抗議デモ、約1000人がリストラに反発

2014年3月5日(水) 12時08分(タイ時間)
【中国】広東省深セン市で3日午後、企業再編に絡んだ工場売却に抗議し、米国資本エレクトロニクス工場の労働者約1000人がストライキを起こした。

 工場門に集合し、「労働者は商品や資産でなく、奴隷でもない」「人権を尊重するよう要求する」「尊厳のある我々を売り飛ばすようなことは許さない」と記した横断幕を掲揚。集団でスローガンを連呼した。

 これら労働者は、会社側が一方的に労働契約を解除することに抗議。賠償の条項にも不公平な内容があると主張している。こうしたなか、駆け付けた警察隊によって、スト、デモは解散させられた。

 問題の工場は、IBMと中国長城計算機深セン公司が合弁で設立したIBM長城国際系統科技深セン公司。近くパソコン世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)に譲渡されるとみられる。聯想集団は1月23日、米IBMから低価格サーバー事業「X86サーバー」と関連保守サービス業務を総額23億米ドルで取得すると発表した。20億7000万米ドルを現金で支払い、残りは新株1億8200万株で充当する。

 深セン市内では同日、龍崗区のハンドバッグ工場でも労働者数百人による抗議デモが発生した。この工場は吉厦瑞記手袋廠。別の企業に工場が売却されることに反発し、デモ参加者は勤続年数に応じた賠償金を支払うよう求めている。

 労働者層が人権意識を強めるなか、今後は各企業の円滑なリストラが困難となる事態が相次いで起きそうだ。
《亜州IR株式会社》

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