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中国:全人代開幕5日の天安門広場、女性焼身自殺か

2014年3月12日(水) 13時33分(タイ時間)
【中国】第12回・全国人民代表大会(全人代、第2次会議)が開幕した今月5日に、首都北京の天安門広場で女性1人が焼身自殺を図った――との噂が流れている。

 広場前の金水橋付近で午前10時40分ごろ、40歳位と見られる女性が突然着衣に火をつけたという。複数の海外メディアが複数の目撃証言として伝えた。

 すぐに駆けつけた警官が女性に向かって消火器を噴射し、火を消し止めたとされる。女性の安否は不明。中国版ツイッター「微博」には、その際に立ち上った黒煙を写した画像が投稿された。

 自殺を図った意図は明らかになっていないが、中国ではこのところ、強制移転などに反対する一般民衆による自殺が多数報告されている。また政府の人権政策に抗議するチベット族による焼身自殺も後を絶たない。09年からの累計だけでもチベット族127人が焼身自殺を図った。

 中国当局は事件の概要などを一切公表していない。ただ10日発売された中国警察の専門紙「人民公安報」の最新号に、「全人代の開幕時に警官2人が天安広場で発生した突発的事件を解決し、公安部の伝政華・副部長から表彰を受けた」とする内容の記事が掲載された。この「突発的な事件」が女性の焼身自殺と関連性があるかどうかは分かっていない。

 この天安門広場では、ウイグル族と見られる家族の乗った車両が北京市天安門の歩道に突っ込み炎上・爆発する事件が昨年10月28日に発生。四輪駆動車が加速しながら周辺にいた市民や観光客をはね、故意にガードレールに突っ込んだとされる。車にはウイグル族の男女3人(夫婦と夫の母親)が乗り込んでおり、事故直後に車内に積んでいたガソリンに火をつけて自爆した。車外にいた観光客2人を含む5人が死亡し、周辺にいた日本人観光客1人を含む38人が重軽傷を負った。北京市公安当局は30日、同事件をウイグル族の分離独立派が起こした組織的で計画的な「テロ」行為と断定。車内で死亡が確認された実行犯グループを支援し、逃亡していたウイグル族の容疑者5人も拘束した。
《亜州IR株式会社》


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