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中国:12日の銅先物は一時5%ストップ安、信用収縮などを警戒

2014年3月14日(金) 14時15分(タイ時間)
【中国】景気の先行きに対する不透明感が中国にも広がるなか、工業品生産に欠かせない銅の相場が急落している。

 12日の上海先物取引所では、中心限月の「14年6月限」が大幅に続落。一時は制限値幅いっぱいの5%安まで売り込まれ、前日比3.42%安の水準で引けた。上海の銅先物は、1月以来の値下がり幅が累計で14.9%に拡大。過去4年来の安値を切り下げた。

 13日付の上海証券報は、上海先物取引所の楊邁軍・理事長の話を掲載。銅先物マーケットの急落原因について、◆商品市況が世界的な調整局面に入ったこと、◆景気低迷を示す中国経済統計が相次いで公表されたこと、◆太陽光発電パネル生産で中国大手の上海超日太陽能科技(002506/SZ)の公募一般社債が債務不履行に陥ったこと、◆銅の供給増が続くなか、市場在庫が膨らみつつあること、◆銅を担保とした金融取引で、信用の収縮が発生したこと――などを列挙した。

 このうち、銅を担保とした金融取引に関しては、銅相場が下落するなか追加担保、追加保証金の供出が求められていることが相場の振れ幅を拡大させているとの認識を示している。
《亜州IR株式会社》


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