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中国:「GALAXY S4」の精巧な偽物がネットで横行、判別はアプリ頼み

2014年3月14日(金) 14時15分(タイ時間)
【中国】広東省広州市のインターネットユーザーからの情報提供により、ネットショップ「永遠天下第一旗艦数碼店」で販売された韓国サムスン製のスマートフォン「GALAXY S4」が、精巧に作られた偽物であることが分かった。

 同店は「もし偽物を1個販売したら、3個の本物で弁償する」と謳って同商品を販売していた。ユーザーの返品要求に対しては頑なに首を縦に振らず、この情報提供者はやっとの思いで返品にこぎつけたという。羊城晩報が12日付けで伝えた。

 情報提供者は、中国最大手ネットショッピングモール「淘宝」で検索し、販売ランキング上位に付ける同ネットショップに行き当たった。同店は、ユーザー満足度が高いことを示す淘宝携帯電話部門の「三藍冠(三つ星)」を獲得していた。さらに「偽物を1個販売したら、3個の本物で弁償する」、「偽物を販売したら、命にかけて弁償する」、「購入後7日以内、返品交換保障」など気を引く言葉を並べ、消費者の安心を誘う。「GALAXY S4」は、実店舗より400人民元(約6700円)ほど安い2600人民元(約4万3000円)の値が付いていた。情報提供者は、これを常識的範囲の価格差と判断し、購入に踏み切った。届いた品物は一見して、外観、オペレーションシステムともに問題はなかった。しかし、スマートフォンの真贋が判別できる「安兎兎」、「360」などのアプリケーションを複数インストールして調べた結果、すべて「偽」と診断が出た。精巧な偽物だと悟った情報提供者は、商品到着2日後、「SDカードが読み取れない」と理由をつけ、返品を申し出た。しかし、同ネットショップはあらゆる言い逃れを駆使して要求に応じようとしない。5日の奮闘の末、なんとか返品に同意させ、さらに7日後ようやく代金を取り戻せたという。

 同機種だけで月に2664台を販売する同ネットショップは取材に対し、「販売するスマートフォンはすべて本物。そうでなければ、これほど販売台数が増えるわけがない」と主張する。「扱う商品はすべて『三碼合一(携帯電話の内部メモリ、本体、外装箱に印字・記録された製造番号がすべて一致すること。真贋判定の基準の1つとなる)』の携帯電話。さらに『三星110(サムスン110。サイト名)』を利用し、本物の製造番号であることを確認している」と述べた。しかし、「三星110」の妥当性については疑問が多く、ネット上では「決してサムスン公式サイトにアクセスして製造番号を照会しているわけではない」との見方が大勢を占めている。最後に情報提供者は、「今回の件をメディアに訴え出たのは、精巧な模倣品が多数出回っていることを皆に知らせたかったからだ」と、一般消費者へ強く注意を促した。
《亜州IR株式会社》


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