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中国の住宅市場が低迷、販売面積・額ともに減少

2014年3月19日(水) 13時38分(タイ時間)
【中国】中国の住宅市場が低迷している。

 国家統計局によると、今年1~2月の商品住宅(日本の分譲住宅に相当)の販売面積は、前年同期比0.1%減の1億平方メートル、販売額は3.7%減の7090億人民元だった。販売面積と販売額が前年同期から減少したのは、ここ1年で初めて。第一財経日報が17日付で伝えた。

 同期の不動産開発投資額は7956億人民元で19.3%増加したものの、新規着工面積は1億6700平方メートルで27.4%減少。不動産サービスを提供する易居中国の丁執行総裁は「新規着工面積が3割近く減少したことは、市場の不況を反映している」と指摘する。

 また、「1~2月の数字は通年を占める割合が比較的少ないが、3月は不動産市場が正常に戻る時期」とし、「3~4月が依然として1~2月のような低水準を維持する場合、不動産関連企業は警戒が必要だ」と述べた。

 実際、今年に入り、浙江省杭州市でみられた住宅価格の下落は、徐々に他の地方都市にも拡大している。四川省成都市では、従来1平方メートル1万9000人民元だった内装済み高級住宅が6000人民元値下がった。江蘇省常州市で“西南地域一の高級住宅”と言われた住宅も、2012年の販売開始当時の1平方メートル2万人民元から、近ごろでは4割値下がりしている。

 業界アナリストによると、地方の不動産市場では供給が需要を上回っている。大都市部の市場はそう悲観的ではないものの、上海市でも今年1~2月の住宅成約戸数は前年同期から約3割減少した。一部地域の中古住宅では価格の下落がみられ、3月以降に状況が好転しなければ、例年の“書き入れ時”が訪れない可能性もある。
《亜州IR株式会社》

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