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中国:虎の肉や骨を密売、広東省の民家で犯行グループ摘発

2014年3月21日(金) 02時11分(タイ時間)
【中国】広東省湛江市で14日、絶滅の危機に瀕する野生の虎を殺害したとして、15人の容疑者が逮捕された。

 虎の骨は、中国で古来中医薬として用いられ、肉は強壮効果があるとされる。犯行グループは、ベトナムなど国外から密輸した虎を中国国内で殺害し、肉や骨を密売していた。羊城晩報が17日付で伝えた。

 湛江市警察は14日、犯行グループが虎を殺害・解体していた同市雷州市(県レベル市)の民家へ一斉に踏みこみ、15人の身柄を拘束した。捕らえられた15人とは別に、1人が逃走をはかって建物から転落し、搬送先の病院で死亡した。現場からは、解体された虎1頭、虎製品、短刀、弾丸、防御盾、解体道具などが押収された。

 犯行グループのメンバーは、ほとんどが雷州市附城鎮、白沙鎮の出身。死亡した容疑者は雷州市瀋塘鎮の出身で、密売グループの主犯格の1人。これまでに10数頭の虎を手にかけたと見られる。

 雷州市ではここ数年、虎の肉や虎骨酒を目にする機会が増えた。その一方で、生きた虎の痕跡を見つけることは至って困難になっている。犯人グループが扱う虎は、ベトナムなど国外から密輸されていた。犯人らの供述によると、虎は密輸される前から、肉の購入者は誰某、骨の購入者は誰某というように売買の密約が成立していた。犯人グループが生きた虎を密輸し現場へ運ぶと、それらの予約者が一堂に会し「検品」を行う。それから、その場で虎を殺害・解体し、取引を行う。その後は、一同すみやかに現場を離れる。警察の目と、法の裁きを逃れるため、取引場所は転々と変えられた。林のなか、バナナ園、そして今回のように民家さえもが現場となっていた。
《亜州IR株式会社》

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