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中国:広州の離婚事情、妻は離婚を希望・夫は拒否

2014年3月26日(水) 13時19分(タイ時間)
【中国】広東省の広州市夢崗裁判所が2012年から13年にかけて審議した離婚訴訟は270件となり、その7割が妻側から離婚を求めるものだった。一方で夫の8割は離婚を断固拒否する立場にあった。

 以下は同裁判所で扱った代表的な事例。


 ケース1:浮気・不倫

 とある夫婦は2年の交際を経て結婚、翌年女の子を授かった。5年後の01年、夫はカラオケ店を開業し、それ以降オーナーである彼の生活は一変。贅沢三昧の生活を送り、自分を見失った夫は、妻とは別の女性と関係を持った。それ以降夫婦間での口論が絶えなくなった。ある時、妻は夫が不倫相手との間に男の子をもうけている事実を知ると、証拠を持って離婚を申し出た。夫は隠し子については認めたが、離婚はしないと言い張り、法廷でも夫婦関係はまだやり直せると主張した。

 結末:裁判官は夫の背信行為は婚姻法の禁止事項に違反するものであり、夫婦関係の破綻を招いた。よって妻の離婚請求を支持すると結論付けた。


 ケース2:価値観の相違

 ある夫婦の場合、夫は何かあるといつも妻を罵る傾向があった。夫からの愛情を感じられない妻の離婚願望は日に日に強くなる一方、夫は妻がそこまで追い詰められている事にやっと気がついた。夫は妻の人格を認め態度や言葉遣いを改めるための『承諾書』を書いたがその効果はなく、耐えかねた妻は離婚を申請した。法廷で夫は夫婦関係の修復を願い、子どものためにも離婚には断固反対であると主張した。

 結末:裁判所は夫の意思は強く、夫婦間の溝はそこまで深くないとみなし離婚は認めなかった。
《亜州IR株式会社》


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