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中国上場企業の在庫膨張、13%増の32.2兆円に

2014年3月28日(金) 13時24分(タイ時間)
【中国】上場企業各社の保有在庫が膨らんでいる実態が明らかにされた。

 すでに2013年業績を報告した中国上場会社のうち、前年との対比が可能な企業は746社。これらの在庫総額は、13年末時点で1兆9600億人民元(約32兆2000億円)に増大した。前年末の1兆7300億人民元と比較し、13.3%も増えていたという。証券日報が27日付で伝えた。

 うち42社に関しては、在庫が2倍超増えていた。業種別では、生産能力の過剰感が目立つ非鉄金属、鉄鋼業の在庫増が際立つ。例えば、銀、鉛、亜鉛の採掘・販売を手がける銀泰資源(000975/SZ)では、在庫が1年間で16.5倍の7837万7000人民元に膨張した。硬質合金メーカーのST中ウ(金へんに烏、タングステンの意)高新材料(000657/SZ)も在庫圧力が強い。グループの抱える原材料在庫は約1200トン。在庫額は16.2倍の29億3000万人民元に達した。このほか安陽鋼鉄(600569/SH)、新疆八一鋼鉄(600581/SH)、杭鋼(600126/SH)に関しても、在庫額が74%、29%、25%ずつ拡大している。在庫が積み上がるなか、これらを消化する時間も長期化しそうだ。
こうしたなか、保有在庫の評価損計上に迫られるケースも相次いでいる。592社が在庫に対する減損損失引当金を計上。これらは総額ベースで208億3000万人民元に上った。
《亜州IR株式会社》


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