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中国:湖北省西部の群発地震は三峡ダム水位と関連性=専門家

2014年4月2日(水) 14時02分(タイ時間)
【中国】湖北省西部で中規模地震が相次ぐなか、専門家が「三峡ダムの注水と地震は関連性がある」との見解を示している。

 同省の宜昌市では、3月27日の午前零時20分にマグニチュード(M)4.3が観測された。震源地は三峡ダムから距離25キロの至近にある。30日午前零時24分にもM4.3の地震が発生。2回の中規模地震に関連し、31日正午までに合計330回を超える余震が起きているという。当方早報が1日付で伝えた。

 この専門家は、湖北省地震局・水庫誘発地震研究室の王秋良主任。今後も関連性を注意深く見守る必要があると前置きしながらも、ダムの注水によって地層が断裂したことが原因とする認識を明らかにした。今後もしばらくは持続するとみている。ただ、破壊的な大地震は発生する可能性は低いと分析した。

 三峡ダムの水位は、例年4~5月にかけてボトム圏に低下。3月29日には160.88メートルまで落ち込んだ。この後も継続して下降し、約145メートルを記録するとみられる。ただ、9~10月から上昇に転じ、11月ごろには年間最高の175メートルに回帰する見通しという。水位レベルが大きく変動することで、局地的な地震が頻発するとみている。

 三峡ダムプロジェクトは1994年に着工。2003年から注水を始めた。それ以降、有感地震は目立って増えている。
《亜州IR株式会社》


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