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中国:複数銀行で不良債権増加、経営環境は悪化傾向に

2014年4月3日(木) 13時16分(タイ時間)
【中国】複数の中国本土銀行で不良債権比率が上昇しつつある。この現象は、招商銀行(600036/SH、3968/HK)、中国光大銀行(601818/SH、6818/HK)、交通銀行(601328/SH,3328/HK)などでみられるという。中国経済網が1日付で伝えた。

 2013年末時点の不良債権総額は、光大銀行が年初比で66億3800万人民元増の183億3200万人民元に達した。不良債権比率も0.83%(↑0.22ポイント)に悪化。エリア別では、長江デルタ、珠江デルタ、海西地区(福建省を中心とする台湾海峡西岸部)で債権の不良化が目立つ。これら3エリアだけで、不良債権の増加分全体の72.58%を占めた。

 光大銀行は24億1600万人民元増の100億2900万人民元。不良債権比率は0.86%(↑0.12ポイント)に上昇した。

 交通銀行は73億1500万人民元増の343億1000万人民元。不良債権比率は節目の1%を突破し、1.05%(↑0.13ポイント)に悪化した。

 貸出金利の自由化政策の影響を受けて、預貸の利ざやは縮小。経営環境が悪化するにつれて、利益の伸びも鈍化した。2012年と2013年の各行増益率は、招商銀行で25.31→14.30%、光大銀行で30.61→13.27%、交通銀行で15.05→6.73%にそれぞれ低下している。
《亜州IR株式会社》


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