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タクシン派がバンコク郊外で政府支持集会 数万人規模

2014年4月6日(日) 18時08分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD、通称赤シャツ)」は5日から、バンコク西部タウィーワタナー区のウタヤーン通り(アカサ通り)で政府支持集会を開始した。6日の参加者は警察の推定で約6万人。集会は7日まで行われる予定だ。

 UDDとタクシン派与党プアタイ(タイのため)党は反タクシン派が司法を使ってタクシン派インラク政権を転覆させ、非民選政権を樹立しようとしていると主張している。

 一方、反政府デモを率いる野党民主党のステープ元副首相は5日、バンコク都内ルムピニ公園の反政府集会で演説し、インラク政権が司法判断で崩壊した後、非民選首相の任命をプミポン国王に求める考えを明らかにした。また、様々な職種の代表からなる「人民議会」を発足させ、憲法と関連法の改正を行うというこれまでの主張を繰り返した。

 インラク首相は事実上のコメ買い取り制度であるコメ担保融資制度をめぐる職務怠慢容疑と2011年に当時のタウィン国家安全保障会議(NSC)事務局長を首相顧問に異動した人事で追及を受けている。コメ担保融資制度では上院での弾劾、人事問題では憲法裁判所の判決で、首相の座を追われる可能性があり、いずれも4、5月中に決着する見通しだ。

 弾劾もしくは憲法裁判決でインラク政権の全閣僚が失職した場合、反タクシン派が政権を奪取する可能性が高い。現行憲法では首相は下院議員から選ぶと規定されているが、2月に行われた下院選は反政府デモ隊の妨害により一部の選挙区で投票が行えず、これを理由に憲法裁が無効の判決を下した。再選挙のめどは立っておらず、当分は下院不在の状態が続く見通しだ。

 一方、議員の約半数を選挙で、残りを憲法裁長官らによる委員会が選ぶ上院は3月30日に選挙が行われた。委員会のメンバーの多くが反タクシン派のため、上院議員の過半数は反タクシン派が占めるとみられる。
《newsclip》

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