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中国:上海で自動車教習料が急騰、免許取得の煩雑・長期化で

2014年4月11日(金) 14時53分(タイ時間)
【中国】上海市の自動車教習所で、教習料が急激に上昇している。

 従来の4500人民元(約7万4000円)から現在では8500人民元(約13万9000円)に上がり、1万元(約16万4000円)近くまで高騰している教習所もあるという。新たな自動車免許証取得に関する規定「機動車駕駛証和使用規定」が2012年9月に公布されたことを受け、免許取得が煩雑かつ長期化していることが背景にある。新民晩報が8日付で伝えた。

 新規定の公布後、上海市の一部自動車教習所では、申込者数がそれまでの2~3割増加した。試験内容の難度はますます高まっており、今申し込まなければ将来的にはさらに難しくなるとの懸念からだ。

 ある教習所の指導教官によると、教習に関連する各種施設の設置が追いついていないにもかかわらず、申込者数は増加を続ける一方。教官の給与も増やす必要があることなどから、教習料を上げることで調整するしかないという。

 まず、生徒が多ければ試験までの待ち時間が長くなる。教習所内のコースでの実地試験から路上試験までの待ち時間は、以前の3週間程度から今では5~6週間となっている。申込者数が増えたことで、車両と場所をすぐに提供することができないからだ。

 検定試験の難度の高まりを受け、合格率が低下していることもある。路上試験にこれまでなかった狭い道でのユーターンや、高速道路の料金所で一時停車しカードを受け取るなど4項目が増加。生徒も教官もプレッシャーが大きくなっている。

 さらに教習期間も従来の90日から130日まで延長された。試験内容が増えたことで教習内容も増加。これに伴い、生徒の練習時間も長くなっている。

 上海市で2010年に運転免許証を取得した人の数は51万人。12年には58万人に増えたが、13年は38万人にとどまっている。
《亜州IR株式会社》


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