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中国:江蘇省南京の住宅バブル度、13年は全国ワースト2~3位に

2014年4月13日(日) 16時11分(タイ時間)
【中国】江蘇省南京市の住宅バブル度が30%を超えて、2012年の統計で全国5番目に高かった――と報告された。

 11年はワースト3位だった。13年の統計は発表されていないものの、住宅価格が速いピッチで上昇したことを考慮すると、再びワースト3位に戻ったか、さらには浙江省杭州市を抜いて上海市に次ぐワースト2位となった可能性があるという。南京大学不動産研究センターが調査リポートとして9日に発表した。

 全国30大中都市の1999年から12年までの住宅価格データを集計。各都市の1人当たり平均可処分所得、人口密度、住宅建設コスト、住宅ローン金利、不動産開発投資の程度――などの各項目と照合した上で「バブル度」を算出、ランキングした。

 上位10位にランクした都市のバブル度は軒並み30%程度だった。また地域別でみると、30都市のうち、東部エリアでバブル度が高い傾向にあり、中でも長江デルタが最も高い水準にあったという。

 ランキングの作成に携わった南京大学不動産研究センターの高波教授は、「これら30都市のバブル度はいずれもリスクをコントールできる範囲内にある」との見解を示した。ただ、一方で今回の調査対象に入っていない4、5線都市のバブルに警戒感を露わにしている。「4、5線都市の中には、さらに深刻なバブルが存在する都市もある」と指摘。その上で、「2線都市以下の都市は、住宅購入制限策の撤廃も視野に入れるべきだ」と評論した。

◆12年のワースト10
・上海 35.10%
・杭州 34.10%
・南昌 33.52%
・瀋陽 32.34%
・南京 30.91%
・天津 29.46%
・重慶 29.03%
・蘭州 27.26%
・銀川 26.07%
・済南 25.69%

◆11年のワースト10
・杭州 35.44%
・上海 33.41%
・南京 32.09%
・南昌 31.54%
・瀋陽 30.97%
・天津 30.05%
・重慶 28.86%
・武漢 26.12%
・銀川 25.93%
・西安 25.31%
《亜州IR株式会社》


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