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中国:住宅は過度な高値、北京の世帯年収倍率22.3倍に

2014年4月21日(月) 05時34分(タイ時間)
【中国】中国の大都市圏を中心に、不動産価格が過度に高い事実が統計で改めて示された。

 2012年のデータに基づいたIMFの報告によると、住宅価格の世帯年収倍率はニューヨークで6.2倍、シンガポールで4.4倍にとどまる。ニューヨークの住宅価格は、一世帯収入の6.2年分と算出された。同じ指標で算出すれば、上海では15.9倍、北京では22.3倍に跳ね上がる。中国政府系メディアが16日付で伝えた。

 どの指標を利用すれば合理的な住宅価格が導きだされるかは、意見が分かれるところだ。しかし、世帯年収倍率で分析した場合、過度に高いと判断されよう。

 合理的な平米当たり価格は、最も高い上海で4831人民元(約7万9300円)、広州で4573人民元、北京で4387人民元と試算される。これは、1戸当たりの平均面積を90平米と仮定し、2011年の世帯可処分所得に基づいて割り出した数値。

 中国指数研究院が4月1日発表した3月の新築住宅価格(100都市)は、前月比で0.38%高い1平米当たり1万1002人民元(約18万600円)に上昇。2012年6月以来、22カ月連続で前月比プラスを達成した。北京・上海をはじめとする10大都市圏では、前月比で0.67%高い1万9563人民元(前年同月比プラス16.4%の32万1200円)に高騰。前月比で2都市が低下したものの、残り8都市は上昇した。
《亜州IR株式会社》


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