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中国:反腐敗キャンペーンで逮捕者続出、492日間で処分285人

2014年4月21日(月) 05時35分(タイ時間)
【中国】地位に関係なく「虎もハエも叩く」――。習近平政権が党の威信をかけて取り組む反腐敗キャンペーンで、党高級幹部・官僚の逮捕者が続出している。

 中国共産党の中央紀律検査委員会(中紀委)監察部の公表したデータによれば、2012年12月6日~2014年4月11日(492日)の期間に「重大な規律違反」で処分された高級幹部・官僚の数は285人に上っている。これは毎週平均4人のペース。今年3月27日にはこの日だけで12人が逮捕され、単日ベースの最高を更新している。うち9人が海南省の処級幹部だった。

 これまでに逮捕者は全国29省・市・自治区に及んでいる。逮捕者が最も多かったのは海南省で23人。以下、四川省で23人、広東省で22人と続く。そのほか湖北省、湖南省、新疆ウイグル自治区では逮捕者がいずれも15人を超えている。

 身柄拘束された幹部の等級をみると、党委政府部門の庁局級指導幹部が全体の約7割(約184人)を占めた。国有企業の経営幹部を含む省部級幹部は1割(29人)となっている。また年齢別(285人中、99人は年齢未公表)では、1950年代生まれが52.7%、60年代生まれが44.1%、その他が3.2%という結果だった。

 新政権は、党の腐敗を徹底して取り締まる方針を打ち出している。習総書記は12年11月17日の第18回中共中央政治局の第1回学習会で「腐敗が悪化すれば最終的には党を滅ぼし、国を滅ぼす。警戒しなければならない問題」と表明。汚職などの監督を強化すると強調した。
《亜州IR株式会社》


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