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中国の個人投資可能資産、「大衆富裕層」に集中=米フォーブス誌

2014年4月21日(月) 12時58分(タイ時間)
【中国】米誌『フォーブス』中国語版は16日、中国の「大衆富裕層」数が2013年末に1197万人まで増えたと報告した。

 1年後の14年末には17%増の1401万人に拡大すると予想。「大衆富裕層」は中国の個人・投資可能資産の伸びを上回るピッチで増加すると見込んだ上で、個人の投資可能資産が「大衆富裕層」に集中しつつある――と分析した。13年の個人・投資可能資産は、中国全体で前年比13.3%増の94兆1000億人民元(約1544兆9800億円)となっている。

 「中国大衆富裕層白書2014」の中で明らかにした。国際的な基準を用いて「大衆富裕層」を「10万~100万ドル(約1020万~1億200万円)の投資可能資産を保有する中産階級」と定義。投資可能資産には、個人が保有する現金、預金、株式、ファンド、債券、保険、その他資産運用商品、投資用不動産などの流動資産を含んだ。「大衆富裕層」の投資可能資産が中国全体のそれに占める比率は、2013年に16.6%の比率を占めるまでに上昇している。

 「大衆富裕層」が従事する業種は、金融、貿易、製造業の3分野に集中。年齢は30~50歳で6割を占めた。学歴は、大学本科(学部)卒が53.8%、修士課程修了以上が10%と高い傾向にある。

 「大衆富裕層」の資産運用状況についても報告。人気の投資対象は、高利回りの資産運用商品「理財商品」、不動産、株式の3種となって、前年調査と同じ結果を得た。住宅に関しては、「持ち家がある」との回答比率が95%に達している。うち住宅ローン返済中は57.9%。ローン残高が住宅購入額の25%を超える人は21.6%と少なかった。

 また『フォーブス』は今回、「大衆富裕層」の幸福感、ストレスに関する調査結果を初めて報告した。幸福感については、「幸福だ」との回答比率が45.1%、「まあまあ幸福だ」が49.4%という結果。「幸福ではない」と明確に感じている人は1.7%に過ぎなかった。幸福を感じる最も重要な要素については、「家庭」との回答が最多。以下、「健康」、「富」、「事業」、「生活の質」、「社交」、「趣味」と続いた。

 ストレスに関しては、74.7%の人が「感じる」と回答。うち10.5%が「非常に大きいストレスを感じる」と答えた。「ほぼない」との回答比率は23.3%にとどまっている。
《亜州IR株式会社》


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