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タピオカ残さからバイオエタノール製造 サッポロビールなど

2014年4月22日(火) 23時20分(タイ時間)
【タイ】独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とタイの科学技術省国家イノベーション庁(NIA)がタイ東部サケーオ県に設置したバイオエタノールの製造プラントが完成し、22日、実証運転を開始した。

 タピオカの製造工場でキャッサバイモからデンプンを抽出した後に発生するキャッサバパルプ(タピオカ残さ)から、サッポロビールと磐田化学工業が開発した高温発酵酵母を用いて、バイオエタノールを効率的に製造する技術を実証する。

 実証運転は2016年2月まで。予算規模約7億円で、サッポロビールが発酵技術の開発・実証とバイオエタノールプラントの設計・製作、磐田化学工業が高温発酵酵母の供給、山口大学が高温発酵酵母の改良を担当する。将来的には、タイだけでなく、キャッサバの栽培が盛んな東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国へのバイオ燃料製造技術の普及を目指す。

 タイは世界最大のタピオカ輸出国で、年間200万トン(2012年実績)のキャッサバパルプが排出され、未利用のまま廃棄されている。キャッサバパルプからバイオエタノールを製造することで、食料と競合しない未利用資源の有効利用が可能となる。
《newsclip》


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