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中国:違法三輪車の「ぼったくり」で海外観光客標的に、故宮で頻発

2014年4月23日(水) 12時02分(タイ時間)
【中国】北京観光名所の「故宮北門」で海外観光客が違法営業三輪車のぼったくりに遭う被害が頻発している。

 同エリアを管轄する東華門派出所は、「北門前には合法営業の三輪車業者は存在せず、客引きを行っているのはすべて違法業者だ」と説明。これら違法業者に近づかないよう旅行者に注意を促すとともに、これら違法業者の取り締まりに近く乗り出す方針を明らかにした。北京晨報が21日付で伝えている。

 14歳の息子を連れて故宮を訪れたデンマーク人男性旅行者も被害に遭った1人。天安門広場に移動しようと北門前にいたところ、三輪車に乗った中年男性2人がつたない英語で話しかけてきた。「天安門広場まで3人民元で乗せてやる」と言われ、外国人男性はこれに承諾。息子と自分とで2台に分かれて乗り込んだ。

 走り出した三輪車は突然、狭い路地に入っていく。男性は一瞬不安に思ったが「近道をしているのだろう」と思い直す。しかし三輪車の男2人は突然大声で車を降りるように2人に指図。ポケットから小さなカードを取り出し、そこに書かれた「300」という数字を指さして、1人300人民元を要求してきた。周りに人気はなく、助けを呼ぶ術はない。さらに息子の近くにいた男が右手をポケットに忍ばせていたことから、凶器で息子を傷つけられるのではないかと不安に駆られた外国人男性は、しぶしぶ600人民元を相手に渡した。強盗に豹変した2人組は、金を受け取るとすぐさま三輪車で走り去ったという。外国人男性は2人の後ろ姿と路地の風景を証拠写真としてカメラに収めた後、警察に通報。「2人組が路地で住民と言葉を交わしていたことから、2人はこの付近を拠点としている可能性がある」と警察に証言した。
《亜州IR株式会社》


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