RSS

中国:住宅予約販売の成約率が北京で3割、高級物件の不振目立つ

2014年4月23日(水) 12時02分(タイ時間)
【中国】住宅都市農村建設部が発表したデータによると、今年第1四半期に予約販売が始まった北京市の住宅物件の販売成約率は、4月16日現在で平均34.2%にとどまった。

 今年第1四半期に予約販売が許可された住宅物件は41物件の合計1万2205戸。うち成約件数は4173戸にとどまった。また10物件については、成約件数がゼロとなっている。中国政府系メディアが21日付で伝えた。

 中でも高級物件で成約率の低さが目立つ。第1四半期に予約販売許可を得た物件のうち、価格が1平方メートル当たり4万人民元(約66万円)以上の高級住宅は9物件。その販売成約率は平均で19.27%にとどまった。

 高級物件の販売不振について専門家は、住宅購入制限や住宅ローン規制に加えて、保障性住宅(中低所得者向け住宅)の供給増を原因として指摘。不動産会社が思うほど「住宅需要は強くない」との見方がコンセンサスという。また1平米10万人民元(約165万円)を超える超高級住宅については、購入までに要する時間が半年以上かかることも足元の成約率が低い原因としてみられている。

 このほか、4万人民元以下の住宅では、地域によって成約率に大きなばらつきが見られた。「労働者居住区」のイメージが残る同市最南部の「大興区」で平均成約率が70%以上に達するのに対し、それ以外の地域では低調な成約率にとどまっている。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報