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中国:チェーン小売業が成長鈍化、13年増収率は統計史上初の1ケタ

2014年4月24日(木) 11時54分(タイ時間)
【中国】中国チェーン小売業の成長が減速を続けている。中国チェーン経営協会が22日に発表した「2013年中国チェーンストア企業売上ランキング」では、上位100社の合計売上高の前年比増加率が1ケタ台にとどまった。

 この統計を開始して以来、最も低い増収率を記録したという。毎日経済新聞が23日付で伝えた。

 上位100社の2013年売上高は、合計で前年比9.9%増の2兆400億人民元(約33兆5800億円)。増加率は前年に比べて0.9ポイント落ち込んだ。うち減収企業は15社と、同統計史上で最多を数えている。上位100社の増収率は、2010年に21%を記録した後、年々縮小し続けている。上位100社の合計売上高が社会消費品小売総額(小売売上高)に占める比率も低迷。13年は前年の9.3%から8.9%(↓0.4ポイント)まで縮小した。

 成長ピッチの鈍化を受けて、出店ペースも減速しつつある。店舗数でみた上位100社の合計店舗数は7.6%増の9万5000店となって、伸びは前年より0.4ポイント低かった。100社のうち、総店舗数が減少した企業の数は前年比倍増の21社に達している。この背景にあるのは、コスト負担の増大。100社の各コストをみると、店舗家賃が11%、人件費が18%ずつ増えて、増収率を大きく上回った。

 ただ、業態別では百貨店やスーパーをチェーン展開する企業群の伸び悩みを尻目に、コンビニ各社の好調が目立つ。コンビニ店舗数上位45社の合計店舗数は前年比で9.5%増加し、チェーン小売業全体の上位100社の伸び(7.6%)を上回った。また前年との比較が可能なコンビニ店の合算売上高は前年比で16%増加し、各業態の中で最大の伸びを示したという。
《亜州IR株式会社》


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