RSS

中国:原発は「環境の友」、国内メディアが建設推進の世論形成

2014年4月24日(木) 11時54分(タイ時間)
【中国】原子力発電の国際見本市「第13回中国国際核工業展覧会」が15日から19日まで北京市で開かれ、40数カ国の国際企業200社が原発の最新技術を披露した。

 見本市のテーマは「クリーンな原発技術、美しい中国に助力」。この話題にちなんで中国紙『経済日報』は、原発の環境への寄与をクローズアップする記事を22日付で掲載。クリーンで高効率なエネルギーを生み出す原子力発電は「環境の友」とも称されている――と紹介し、原発建設を推進する論調を示した。

 原子力発電が足元で世界エネルギー供給の12.3%を担っていると指摘。「世界3大電力の1つとなっている」と強調した。その上で、原発応用が進んでいる先進国に比べて、中国は原発建設が遅れていると問題提起。エネルギー構造に占める原子力発電の比率について、世界平均が16~18%に達しているのに対し、中国はわずか2%にとどまっている現実を憂慮した。この比率が10%程度に上がれば、火力発電がもたらす大気汚染が大きく軽減できる――と結論付けている。

 原発建設について中国政府は、2020年時点での目標として、稼働中の原発プラントを容量換算で5800万キロワット、建設中の原発プラントを同3000万キロワットに到達させることを掲げる。2013~14年の2年間でプラント10基を着工する計画だ。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報