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中国:浙江省杭州で市民1万人騒乱、ホタル観賞会の内容に抗議

2014年5月2日(金) 02時35分(タイ時間)
【中国】浙江省省都の杭州市で4月30日夜、ホタルの有料観賞会に参加した市民約1万人が公園施設の一部を破壊する騒ぎが起きた。通報を受けて駆け付けた警察が騒動を鎮圧。事件に絡んだ捜査に乗り出した。

 現場は蕭山湘の湖畔エリア。主催者の公園側が「湘湖金沙戯水蛍飛夜主題活動」と銘打った興業を企画し、3万匹を夜空に放った。1人当たりの入場料は30人民元に設定されたものの、ロマンあふれる演出を一目見ようと市民が殺到。人気を呼ぶなか、ダフ屋によって相場は180人民元(約2940円)にまで吊り上げられた。

 開始時間は午後7時半に設定されていたが、多くの人は約2時間前から湖畔で待機。ホタルが飛翔する様子をみようと待ちかねていたところ、実際には数匹だけが目撃されるのみにとどまった。後部にいた人には、1匹さえ確認できない状況だったとされる。

 長時間待たされた挙句に、期待通りの幻想的な光景が見られなかったことに抗議。会場に居た観客がチケットの返金を要求し、公園事務所のある広場で騒ぎ始めた。暴徒化した一部は事務所内に侵入し、器物を破壊する行為に出たという。

 ホタル観賞会をめぐる騒動は、これが初めてではない。2013年7月12日には、湖南省森林植物園の桜花湖畔でも発生している。約1万5000匹を夜空に放ったものの、観光客らの喧騒、カメラのフラッシュ光などに驚いてホタルが物陰に退避。期待を裏切られた観客が騒ぎ出し、収拾がつかなくなる場面がみられている。

 同年の9月6日にも類似ケースが報告されている。広東省広州市の広州大学城スポーツセンターで「蛍光虫文化節」が開催された。この際にも観光客がチケット料金の高さ、展示内容の貧弱さ、ホタルの数が過小などと反発。「金を払うに値しない内容だ」と抗議し、一斉に騒ぎ出す事例が生じていた。
《亜州IR株式会社》

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