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中国:住宅販売の低迷が1線都市に波及、デベロッパーは相次ぎ値下げ

2014年5月13日(火) 20時27分(タイ時間)
【中国】住宅の販売不振が地方の3~4線都市だけでなく、大都市圏の1線都市にも波及してきた。

 5月1日の「労働節」を挟んだ4月28日~5月4日の1週間では、住宅の販売戸数が北京で前週比39%減の1351戸、上海で29%減の1971戸、広州で16%減の1293戸、深センで42%減の474戸に低迷。各都市の取引面積も、それぞれ37%減の12万8700平米、29%減の20万2900平米、7%減の14万6000平米、38%減の4万5400平米に落ち込んだ。不動産取引が繁忙する時期だけに、市場環境の悪化が浮き彫りとなった形という。香港経済日報が12日、国家統計局の資料などに基づいて伝えた。

 販売の苦戦を受けて、値下げに乗り出す不動産デベロッパーも続出。資金の回収を優先し、北京では高級物件を中心に1戸当たり30万~80万人民元価格が引き下げられた例もあるという。

 こうした事態を分析し、ある専門家は「不動産相場は転換点を迎えた」とする見方を示す。当面は売れ行きの低迷が持続すると悲観した。ただ、不動産相場全体が崩壊する事態は想定されないと指摘。調整期に入った事実は認めざるをえないものの、全体の健全さは保たれているとの見解を強調した。そのうえで、市場は軟着陸に向かう可能性が最も大きいと補足している。
《亜州IR株式会社》

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