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中国:青島の不動産会社オーナー失踪、債務総額は1100億円超か

2014年5月14日(水) 15時03分(タイ時間)
【中国】多額の債務を残して、山東省青島市の民間不動産会社の女性オーナーが失踪したことがこのほど明らかになった。

 事情筋によれば、債務の総額は少なくとも12億人民元(約196億円)超。最大で70億人民元(約1144億円)を超える規模にある――といった観測も流れるなど情報は錯そうしている。債権者には少なくとも3行の国有大型商業銀行と、民間高利貸業者、個人などが含まれるとされ、現地金融市場に大きな打撃を及ぼしかねない。すでに現地当局が調査に乗り出したという。21世紀経済網が11日付で伝えた。

 失踪したのは、青島君利豪集団有限公司の王莉董事長。同社の経営陣メンバーである妹と一緒に、4月30日から行方をくらませている。

 君利豪集団は1997年に創設。当初は鉄鋼販売を主力としていた。事業は好調だったとみられ、王董事長は06年に米国製の豪華クルーズ船を200万米ドルで購入。一躍時の人となり、「青島の土豪(成金)」と称された。その後は不動産の分野に転向。青島市内で4件の住宅開発に乗り出した。しかし不動産取引が停滞する中で、投資資金を回収できなくなった模様。巨額の債務だけが積み上がった。建設委託業者などへの支払いも滞っているという。
《亜州IR株式会社》


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