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中国冶金の従業員4人死亡、ベトナム暴動で人的被害

2014年5月22日(木) 15時41分(タイ時間)
【中国】中国冶金科工(メタラージカル・コーポレーション・オブ・チャイナ:1618/HK)は20日、ベトナムで発生した暴動に巻き込まれて、グループ従業員4人が死亡したと発表した。現地の従業員3565人が危険に直面し、このほか130人が負傷したという。うち重傷者は23人を数える。

 台湾大手企業の台湾塑膠工業(1301/台湾)グループから、大型製鉄工場の建設を受注。中国冶金はベトナム沿海部のハティン省で工事を進めていた。

 中国では、中冶集団五冶、二十冶分公司、中交三航院、山西三公司、中化六建―浙江盈達容器工程公司、陝西渭南森凱電力科技公司などが事業を展開。危険を逃れて、すでに中国人3553人が本国に帰還した。

 こうしたなか中国商務部は20日、現地で起きた暴力事件の過失責任はあくまでベトナム政府にあると抗議。治安を乱した暴徒たちを厳格に処罰するとともに、被害の全額を賠償するよう求めた。

 南シナ海島嶼エリアの主権帰属をめぐって中国との摩擦が激化するなか、今月に入りベトナム各地で「反中デモ」の動きが活発化した。製造業が盛んな南部のビンズオン省では、労働者層を中心とする市民が抗議活動を展開。約2万人が暴徒化し、13日午後から14日にかけて中国資本の工場を襲う騒乱に発展した。
《亜州IR株式会社》


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