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中国:6つの戸籍簿と2つの身分証を持つ男、3人の妻と重婚

2014年5月25日(日) 16時02分(タイ時間)
【中国】広東省深セン市に住む女性の通報により、6つの戸籍簿と2つの身分証明書を持ち、3人の妻と重婚して4人の子どもをもうけた男の存在が明らかになった。

 戸籍簿・身分証など国家機関が発行する複数の証明書類は、偽造されたもの、或いは役人に袖の下を渡して入手したものと推察される。金羊網が16日付で伝えた。

 通報した女性、常さんは、2010年10月15日に男と入籍した彼の妻。2人の間に子どもが1人いる。常さんは妊娠5カ月のとき、夫の「妻」を名乗る女生から電話を受けた。女性は常さんに対し、「11年前に彼と結婚して、10歳の子どもがいる」と告げた。彼女が述べた夫の名前は、常さんの夫と同姓だが同名ではなかった。それでも疑いを持った常さんは夫に電話の件を追求。あらゆる言い逃れを駆使した末、最後に常さんの夫は事実を認めた。それは驚くべきものだった。

 男は、戸籍に基づいて発行される正式な身分証明書を2つ所有していた。どちらも生年月日は1979年2月24日、姓は「劉」だが、名と身分証番号(1人1つが付与され生涯変わることがない)は異なった。また、江西省余干県公安局石口派出所の公印が押された戸籍簿を6つ手元に所有していた。これだけにとどまらない。男は常さんと結婚する以前、2人の女性と入籍して3人の子どもをもうけていた。どちらとも離婚をしていないことが判明。男の3つの家庭は中国各地にちらばっているという。

 重婚をくりかえしたことについて男は、「江西省では、互いを支え合える大家族を尊ぶ伝統があるから」と説明するが、この考え方を受け入れられない常さんは、離婚を求めた。しかし男はこれを拒絶し、その後夫婦間で離婚をめぐる言い争いが絶えなくなった。常さんは、「私たち夫婦の結婚は合法的なものだが、夫には離婚していない2人の妻がいる。そのため裁判で、私の立場が認められるという保障はない」と、離婚裁判に踏み切れない理由を明かす。

 これに対して法律の専門家は、「『重婚罪』で男を告訴することができる」と指摘し、さらに「男の身分証明書類が、偽造されたものか、役人を買収して不正に入手したものなら、男とその協力者は『公文書偽造』、『収賄』などで罪に問われるだろう」と説明した。
《亜州IR株式会社》


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