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中国:客室乗務員姿の看護士が登場、サービス向上に一役

2014年5月25日(日) 16時02分(タイ時間)
【中国】江蘇省準安市漣水県の中医学病院で10日、客室乗務員の制服に身を包んだ看護士が登場した。客室乗務員のもとで1カ月間にわたり接客訓練を受けた同医院の看護士12人が、少女の憧れである客室乗務員姿で質の高いサービスを患者に提供する。人民網が16日付で伝えた。

 同院の看護部は、早い時期から病棟で客室乗務員姿の看護師が客室乗務員レベルのサービスを提供する――という計画を温めていた。しかし世論の反対を危惧する同院は、この案を実行に移すことはなかった。ところがその後、省外の病院を視察する過程で、入院患者への質の高いサービスが実際に求められていることが分かってきた。自信を得た同院は今年3月、院全体の看護士に呼びかけ、この計画の参加者を募集した。

 しかし企画側の予想に反して、応募者はたったの3人。募集には年齢、身長、容姿、看護知識など複数の条件が設けられていた。「看護士にとって客室乗務員は高嶺の花。若い看護士は厳しい選抜基準に及び腰となり、自信が持てないのだろう」と分析した同院は、条件に合った看護士9人を新たに指名した。応募した3人を合わせたこの12人は、今年4月、折よく故郷の漣水県で休暇を過ごしていた東方航空の客室乗務員のもとで、1カ月間のサービス訓練を開始した。

 最初に名乗りをあげた3人がいずれも第10病棟を担当し、また同病棟が同院で最も中医学の濃いセクションであったことから、客室乗務員サービスを提供する第1期の12人すべてが今月10日、同病棟に配属された。全員が163センチメートル前後の長身に客室乗務員の制服をまとい、看護業務を行う。

 同院看護部の副部長は、「12人のサービスレベルは、本物の客室乗務員に比べれば劣るだろうが、少なくとも外見上は完璧だ。客室乗務員の制服とサービス訓練を取り入れることで、院内のサービスレベルを向上できる。甘やかされて育った若い看護士たちに責任感、注意力、忍耐心を養わせる手助けになるだろう」と、奇抜な試みの意図を説明した。
《亜州IR株式会社》

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