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中国:4000万人分の穀物に重金属汚染の脅威、土地需給にも矛盾

2014年5月27日(火) 13時37分(タイ時間)
【中国】中国国土資源部は24日に発表した「土地整理白書」の中で、中国国内の耕地のおよそ5000万ムー(約330万ヘクタール)が中重度に汚染された状態にあると報告した。

 特に大都市の周辺や、交通幹線沿い、河川沿岸の耕地で安全基準をはるかに超えた重金属・有機物が含有していると指摘。国民4000万人の年間消費量に相当する1200万トンの穀物が毎年、重金属汚染にさらされているとの現実を明らかにした。

 同白書によれば、中国では20億2500万ムーの土地で塩化・砂漠化が進行。水土流失面積は53億4000万ムーに達している。約1億1200万ムーの土地が建設事業や自然災害によって破壊される中で、国民1人当たり平均耕地面積はわずか1.52ムーの低水準にとどまるという。

 今後は土地の供給矛盾が一段と鮮明化すると懸念。都市化が急ピッチで進む中で、インフラ整備用地に対する需要は今後ピークを迎えるとの予想を示した。
《亜州IR株式会社》


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