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中国:中海油田服務の掘削プラットフォーム、パラセル諸島で第2段階作業スタートへ

2014年5月31日(土) 16時07分(タイ時間)
【中国】中国海洋石油(CNOOC:883/HK)の依頼を受けて、子会社の中海油田服務(チャイナ・オイルフィールド・サービシズ:2883/HK)がベトナム近海のパラセル(西沙)諸島付近で海底資源調査を進めている。

 今回の作業は5月2日に開始。深海油田掘削プラットフォーム「中海油981号」を有望鉱区に曳航し、資源の探査活動に乗り出した。第1段階の掘削作業は終了し、地質データを収集。27日に同海域を離れて、第2段階の作業に移行した。今回の探査は、8月中旬まで続行する計画という。石油商報が29日付で伝えた。

 ただ、領海や資源の帰属をめぐって、中国とベトナムの摩擦は深刻化。中国側が5月初めに「パラセル(西沙)諸島近海で海底油田の掘削作業を開始する」と予告して以来、領海や資源の帰属をめぐって緊張感が一気に高まっている。双方の船舶は、互いに放水合戦を展開。26日には中国の船舶が故意に体当たりし、ベトナム漁船を沈没させる事態にまで発展した。両国の反目は長期化する様相を呈している。主権問題で互いに譲歩する可能性は薄いとみられるためだ。

 南シナ海は石油、ガスなど天然資源が豊富なことで知られる。中国は以前より、南シナ海の大部分が自国に属すると主張。これがベトナム、フィリピンなど周辺諸国との領有権争いを生む火種となっている。
《亜州IR株式会社》


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