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中国:ガロンボトル入り飲料水の1割に品質問題、細菌数の超過など

2014年6月4日(水) 00時34分(タイ時間)
【中国】現代の中国人に欠かせない水となっているウォーターサーバー向けガロンボトル入り飲料水について、品質に問題のある不合格品の比率が1割に達している実態が明らかになった。

 国家食品薬品監督管理総局が今年5月初旬に実施した抜き取り調査で判明。無作為に抽出した2846品目の品質を検査したところ、11.9%を占める340品目に安全基準値を超える細菌が検出されるなどの問題が確認されたという。湖南省を基盤とする長沙晩報が2日までに伝えた。

 専門家によると、細菌数の問題は、容器がきれいに洗浄されていないことが最大の原因。このほか、加工、輸送、保管、販売の各プロセスでも、水質に影響を及ぼすリスクが存在するという。こうした中で専門家は、「1本当たりの価格が8人民元(約131円)を下回る商品の購入は避けた方がよい」とアドバイスする。通常で考えれば、運輸コストだけでも6~7人民元が必要で、こうした低価格商品は品質が保障されないケースが大部分という。

 中国では近年、都市部を中心にガロンボトル入り飲料水の需要が高まり続けている。日常的に飲用している都市部消費者の比率は足元で45%に達し、水道水飲用者の比率と並んだ。特に甘粛省蘭州市で国の基準値を大幅に上回る発がん性物質のベンゼンが水道水から検出された今年4月以降は、多くの消費者が飲用、料理用水を水道水からガロンボトル入り水に切り替えた。
《亜州IR株式会社》

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