RSS

中国:重慶もテロ対策強化、情報提供者に最大820万円の報奨金

2014年6月4日(水) 00時35分(タイ時間)
【中国】「天安門事件」から25年目を迎える6月4日を前に、中国の各都市がテロ対策を強化している。

 四川省成都市の公安局は2日、テロに関する情報提供者に報奨金を支払う制度を導入すると発表した。適用期間は今月1日から2017年5月31日まで。情報の重要度に応じて1000~50万人民元(約1万6300~819万1300円)を支払う。

 通報の方法や奨励金に関する細則を正式発表した。この中で、「いかなる公民も暴力テロ犯罪活動に関する情報を市公安機関に通報する権利と義務がある」と明示。通報の方法として、110番、最寄交番に立ち寄る、Eメール、手紙の郵送――の4通りを設定した。

 情報提供者の安全と個人情報の保護についても言及。本人の同意を得ずに情報提供者の氏名、職業、現住所などの個人情報と、提供した情報の内容をいかなる方式でも公開、漏えいしない点を強調した。

 6月4日を前に成都市では、端午節の三連休もテロを警戒した厳戒態勢が敷かれた。連休中は市内の警察1万9000人すべてを勤務に当たらせ、パトロールを強化している。警戒レベルを2級に引き上げ、「公園や鉄道駅など人の集まる場所で騒ぎが起きた場合は、1分以内に現場に到着させる」といった体制を取っている。

 首都の北京でも警戒態勢に移行。市中心部に向かう主要道路での検問強化をはじめ、バスの乗客に対する荷物検査を開始した。公安当局以外にも、市民ボランティア85万人がパトロールに当たっている。テロに関する重要情報を提供した市民には、報奨金も支給する方針。道路の検問体制では、市内中心部に向かって3重のチェック体制を敷いた。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報