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中国:北京の住宅相場は調整局面入り、新築と中古がそろって低迷

2014年6月4日(水) 14時50分(タイ時間)
【中国】首都の北京市でも、住宅相場が沈静化しつつある。今年5月の市内新築住宅(保障性住宅を含む)取引件数は、前月比で12.4%少ない5336件(戸)に縮小。市場が活況を呈していた前年5月との比較では、23.8%の減少幅を記録したという。京華時報などが3日付で伝えた。

 価格も下落に転じる。鏈家地産・市場研究部の統計によると、新築住宅の1平米当たり平均取引価格は今年5月で2万5339人民元(約41万4900円)。前月比では横ばいを維持し、前年同期比で4.0%上昇したものの、1~3月平均価格との比較では8.8%下落した。

 エリア別の取引件数は、大興(1191件)、房山(1157件)、朝陽(882件)、通州(582件)、順義(328件)の順に多い。それぞれの取引単価は、大興が2万5103人民元、房山が1万9344人民元、朝陽が3万5160人民元、通州が2万1793人民元、順義が2万3906人民元。5月の取引単価は大興と房山で前月比横ばいとなったものの、朝陽と通州では前月比で1割下落した。

 中古住宅市場も冷え込みが目立つ。住宅売買が例年盛り上がる5月にもかかわらず、今年の取引件数は前月比9.02%減の6929件(戸)に低迷。前年同月比でも5.55%減少し、節目の7000件を割り込んだ。

 値下がり傾向もみられる。偉業我愛我家・市場研究院の統計によると、中古住宅の1平米当たり取引価格は、5月に3万202人民元(約49万4500円)に低下。昨年第四半期以降は高止まりしていたものの、前月比で5.52%下げたという。前年同期比では5.40%上昇しているが、今後は上げ幅が縮小していくとみている。

 中古住宅の1平米当たり平均取引価格は、今年1月が3万542人民元(取引件数8772)、2月が3万890人民元(5441)、3月が3万2500人民元(8943)、4月が3万1967人民元(7616)で推移していた。
《亜州IR株式会社》

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