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中国:邪教11団体のリスト公表、市民に注意呼びかけ

2014年6月5日(木) 10時14分(タイ時間)
【中国】強引な布教活動で一般市民が殺害される事件が発生したことを受けて、中国反邪教協会は3日、中国国内で勢力を拡大している非合法な宗教組織11団体のリストを公表した。

 法輪功、全能神、呼喊派(別名:神的教会、自称:地方招会)、門徒会(別名:三贖基督など多数)、統一教(世界基督教統一神霊教会)、観音法門(中華民国禅定教会)、血水聖霊(耶蘇基督血水聖霊全備福音布道団)、全範囲教会、三班僕人派(別名:真理教会)、霊仙真仏宗(別名:霊仙真舎総堂)、中華大陸行政執事站。この11団体のほか、霊霊教、華南教会、被立王、主神教、世界以利亜福音宣教会、圓頓法門、新約教会、達米宣教会、天父的児女などの団体も中国本土で違法な布教活動や集会、慈善活動などに従事していると非難した。

 反邪教協会によると、中国本土では過去20年間に邪教が相次いで出現している。国内で組織された団体のほか、米国や台湾、韓国など国外から流入したものもあるという。その教義はまちまちだが、◆誤った言論(邪説)を散布し、教祖の個人崇拝を強要。信者の精神をコントロール(洗脳)し、正常な思考を奪う、◆合法的な伝統宗教(仏教やキリスト教)や中国伝統文化(気候、太極拳など)を隠れ蓑に勧誘する―――という2つの共通項があると指摘した。

 同協会は一般市民に対し、法律意識と防衛意識を持って、邪教信者が非合法な布教活動(ビラ、書籍配布)や無理な勧誘を行っているのを発見したら、直ちに警察に通報するよう呼びかけている。

 中国では共産党の指導範囲に基づく「信仰の自由」は認められているもの、党の許可を得られない宗教は邪教として弾圧される。その一方、中国社会で経済格差や貧富の差が拡大するなか、精神的な拠り所や救いを求めて、新興宗教に入信する人が急増しているようだ。
《亜州IR株式会社》

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