RSS

中国:自動車関連の収益力トップは教習所、粗利益率60%

2014年6月6日(金) 13時37分(タイ時間)
【中国】自動車教習所の運営企業として初めて中国でIPOを実施する東方時尚駕駛学校。その優れた収益力が、上場目論見書によって明らかになった。

 市場の拡大と自社による価格決定権を武器にして、粗利益率60%、純利益の増益率36%を実現。自動車教習所業界が足元で、自動車関連産業の中で最も高収益な産業となっている実態が示されている。北京青年報が4日付で伝えた。

 同社の事業拠点である北京市での運転免許証取得ニーズの高まりとともに、同校への入学者は年々増加。2011年が11万8684人、12年が16万8873人(42.3%増)、13年が17万8050人(5.4%増)と高い伸びとなっている。シェアも19.6%→20.0%→23.1%と拡大を続けている。

 同社の粗利益のほとんどは、「入学者(受講者数)×受講料」からなる「教習料収入」が源泉。受講料は、この3年間で7回にわたって引き上げた結果、平均で4000人民元(約6万6000円)から5000人民元(8万2500円)へと上昇している。値上げの理由はカリキュラムの増加と教習時間の延長だ。

 同社の利益率を他の自動車関連産業と比較すると、その高さが際立つ。自動車販売企業が4~5%、メーカーが20~30%となっていることからみて、60%はかなりの高水準だ。

 同社のIPO調達予定額は、8億5300万人民元(140億円)。教習所施設の新設などに充てる計画だ。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報