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中国:クレジットカード債権の不良化進行、興業銀で悪化目立つ

2014年6月11日(水) 13時11分(タイ時間)
【中国】クレジットカード債権の不良化が興業銀行(601166/SH)などで目立っている。

 中国人民銀行の統計によると、2013年末のクレジットカードの不良債権額は251億9200万人民元(4145億円)と、前年に比べて105億3400万人民元(71.8%)増加した。不良債権の増加幅は、2012年の36億2800万人民元から3倍近くに膨らんでいる。中国経済網などが9日付で伝えた。

 カード情報を公開している9行を統計すると、クレジットカードの不良債権比率は13年末時点で1.44%。前年比で0.16ポイント悪化した。商業銀行全体の不良債権比率(1.00%)を大きく超える水準といえる。なかでも恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が10.9%出資する興業銀行は、前年末比で0.91ポイント高い1.82%に上昇した。

 クレジットカードの発行枚数は、13年末までの累計で約3億9100万枚。前年末比で18.03%拡大した。1人当たりの枚数は0.29枚。一家庭につき約1枚を保有している計算だ。

 クレジットカードの14年第1四半期末・与信枠は、前年同期比31.12%増の4兆8000億人民元に達した。うち支払いが半年以上遅延した不良債権の額は、13年末比11.92%増の281億9500万人民元。支払い期限を迎えたクレジットカード消費額の1.50%を占めた。比率は13年末比で0.13ポイント上昇(悪化)している。
《亜州IR株式会社》

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