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中国:開花するハイテクバレー「中関村」、北京経済のけん引役へ

2014年6月15日(日) 15時11分(タイ時間)
【中国】国内外の有名ハイテク企業の研究所が集う北京のハイテクバレー「中関村」――。収益力の“開花期”を迎えている。

 2013年の域内利益総額は前年に比べ26.6%増加し、2264億人民元(約3兆7400億円)に達した。北京市の経済成長に対する貢献率は3割を突破。従来型産業からの転換を目指す同市経済のけん引役を果たしている。北京日報が12日付けで伝えた。

 「中関村」は、市北西部の北京大学や清華大学などが集積する文教地区に位置。マイクロソフトやインテルをはじめとするハイテク企業277社が研究開発センターなどを構える中国のハイテク産業の拠点だ。

 ここで最も利益が拡大している産業は都市型旅客鉄道業界。利益成長率は50%近くに達する。

 開発型のベンチャー企業も急成長中。バイオ医薬品の研究を手がける民海生物もそのうちの1社だ。8年間の研究期間を経て、2013年にこれまで海外メーカーに独占されていた「4種混合ワクチン」の開発に成功。わずか1年間で売り上げを4倍に拡大させている。

 「中関村」全体の輸出規模や、1人当たり生産性も拡大・向上している。同エリアの13年輸出額は336億米ドル(3兆4300億円)に拡大し、北京市全体の半分以上を占めるまでに成長した。1人当たり売上高と利益も、それぞれ160万人民元(2640万円)、11万9000人民元(196万円)と、前年比で1.8%、5.3%ずつ伸びている。
《亜州IR株式会社》

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