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カンボジア人がタイから大量帰国 不法就労摘発のうわさで

2014年6月17日(火) 16時44分(タイ時間)
【タイ】タイの軍事政権が近隣国からの不法就労者を取り締まるといううわさが流れ、11日から16日にかけ、タイで働くカンボジア人労十数万人が帰国した。

 外国人労働者が引き上げれば、建設現場などで支障が生じかねないことから、タイ軍政は16日の通達で、こうしたうわさを否定。タイ東北部、東部のカンボジア国境で出国審査を待つカンボジア人に兵士、警官が拡声器でうわさを信じないよう呼びかけたり、17日には外務次官が駐タイ・カンボジア大使を外務省に呼び、状況を説明するなどした。

 タイでは国境を接するカンボジア、ミャンマー、ラオスからの労働者が建設、精米所、漁船といった「きつい、汚い、危険」の「3K」職場の主力となっている。タイ労働省の労働許可証発行数は4月時点でミャンマー人103万5879人、カンボジア人19万4284人、ラオス人6万4378人に上り、不法就労者を含めると、この3国からの労働者は200万人を超えるとみられる。

 軍政は6月10日に出した布告で、外国人労働者問題の政策審議委員会の設立を発表。12日には軍政トップのプラユット陸軍司令官が、外国人不法就労者の登録を行うセンターを、国境の東北部ノンカイ、東部サケーオ、北部チェンライ、南部ラノンの各県に設置する方針を示した。

 こうした動きに加え、外国人労働者がタイ兵に射殺されたといったうわさが流れ、カンボジア人不法就労者を中心とする一斉帰国を引き起こしたとみられる。

 軍政は不法就労者の取り締まり強化を否定しているが、政策の方向性としては、不法就労を正規雇用に切り替えて、身元、住所を把握し、労働者の保護や犯罪防止につなげたいとしている。
《newsclip》

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