RSS

中国:夏休みの塾費用が急騰、1時間1.6万円の人気講師も

2014年6月20日(金) 11時27分(タイ時間)
【中国】夏季休暇中の塾の費用が大きく値上がりし、子どもを持つ保護者らが頭を痛めている。

 北京市では足元で、1時間当たり100人民元(約1600円)がごく一般的な相場。講師と生徒が1対1のマンツーマン指導の場合、人気講師なら1時間800元(1万3000~1万6000円)に跳ね上がるという。北京晩報が18日付で伝えた。

 北京市のある塾では、高校生向けのマンツーマンレッスンで、1時間当たり240~300人民元が授業料の平均だ。教師のレベルによって授業料は異なり、区レベルの進学校教師で400人民元、市レベルの進学校教師で500人民元、特級の教師で800人民元となる。授業1コマは2時間であることから、特級の教師を希望する場合は、1コマ当たり少なくとも400人民元が必要だ。しかし、授業料が高い教師ほど申し込みが殺到。必ずしも授業を受けられるとは限らないのが現状だ。

 1クラス数十人の授業を受けることもできる。高校生の娘を持つ女性によると、最も安いクラスで1科目の授業料は2150人民元。1コマ3時間で授業数は10回であることから、1回当たりの平均は72人民元と、マンツーマンに比べてかなり安い。ただ3教科申し込めば6000人民元超となり、大きな出費になることに変わりはない。

 授業料が高いのは、スポーツなどの習い事でも同様のようだ。小学生の息子を持つ女性によると、バスケットボールの教室は1コマ2時間で、1回当たり約220人民元。木製の弦楽器である筝(そう)の教室は、以前の1コマ100人民元から200人民元へと2倍にレッスン料が上がったという。

 子どもを塾に通わせたり習い事をさせたりする理由として保護者からは、◆子どもが夏休み中に一緒にいられないため、何かをやらせたい、◆競争社会の現在、勉強ができるだけでなく、ほかにも得意なものを持つ必要がある――といった声が挙がった。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報