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欧州の元取扱業務が拡大、英・独で「元決済銀行」決定

2014年6月23日(月) 11時22分(タイ時間)
【中国】欧州で人民元取扱い業務が広がる気配をみせている。中国人民銀行(中央銀行)は18日、中国建設銀行(939/HK)ロンドン支店を英国の「人民元業務決済銀行」に指定。翌19日には、中国銀行(3988/HK)フランクフルト支店をドイツの決済銀行に指定した。

 ロンドンは欧州最大の金融センター。欧州や中東の資金が集まる場所となっている。一方のドイツは、ユーロ圏で最大の金融システムを擁し、欧州中央銀行の所在地でもある。対中国の貿易額で、ドイツが英国を上回っていることも見逃せない。中国側の税関統計によると、5月の対ドイツ輸出入総額は155億3400万米ドル。対英国の69億米ドルを大幅に上回っており、人民元建て貿易決済の需要の大きさが見込まれる。

 人民元の国際化が徐々に進められるなか、人民銀行が本土域外で人民元決済銀行を指定していたのは、香港、台湾、シンガポール、英国、ドイツ。また、人民元との直接交換が可能になった通貨は、米ドル、日本円、豪ドル、英ポンド、シンガポールドル、ニュージーランドドルの6種となっている。
《亜州IR株式会社》

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