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中国:「直輸入ワイン」と偽って高額販売、国内ボトリングで暴利

2014年6月24日(火) 11時29分(タイ時間)
【中国】海外から仕入れたバルクワイン(瓶詰めされず、大きな容器に入ったワイン)を国内で瓶詰めし、「直輸入ワイン」と偽って高額販売する行為が中国で横行している。

 フランスで1本当たり1ユーロ(約140円)で出荷されているような低価格ワインが中国レストランで、1本数百人民元(100人民元=約1600円)の「高級輸入ワイン」として提供されているケースが散見されるという。北京商報が20日付で伝えた。

 中国に出回る輸入ワインには、本土企業が“外国風”のブランド名を海外で登録し、現地工場に委託生産した商品が多数存在。供給市場に飽和感が漂うなか、海外のワイナリーも巨大な消費市場を擁する中国企業からのOEMオファーを歓迎している。ただ、こうした商品群はバルク状態で中国に輸入した格安ワインを中国で瓶詰めし、ブランド名が記されたラベルを貼っただけのもの。生産地での販売価格をインターネットなどで調べることができる正規直輸入品に比べて、OEMワインは価格体系が不透明といえる。販売価格を自由に設定する行為で、輸入業者は暴利を得ているという。「直輸入品」と偽る違法販売も存在するほどだ。

 競争が激化するなかで、中国の輸入ワイン市場にも再編期が到来した。中国糖業酒類集団の報告によると、近い将来、輸入業者全体の2割が市場撤退を余儀なくされる見込み。過酷なサバイバル戦の到来がこうしたOEM生産行為の出現を助長させているという。
《亜州IR株式会社》

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