RSS

中国:新疆分離・独立テロ活動の取締強化、過去1カ月で380人超を拘束

2014年6月26日(木) 13時13分(タイ時間)
【中国】新疆ウイグル自治区の分離・独立テロ活動を徹底的に取り締まる――と習近平・国家主席が宣言してから1カ月が経過した。

 同自治区公安庁は23日、これまでにテロ活動に関与したとして、容疑者380人あまりの身柄を拘束し、テロ組織20グループを壊滅させたと発表。すでに315人を起訴し、実刑判決が下されたことを強調した。うち13人に対しては死刑判決が下されている。

 当局は爆破装置264個、爆発物の原材料3.15トン、拘束器具357件、大量の教材、軍事訓練機器材などを押収している。合わせて、軍事訓練・思想教育拠点21カ所も摘発した。テロ活動全体の96%を計画段階で阻止したと自己採点している。

 ウイグル族による分離・独立運動が活発化するなか、 中国本土では一般市民を巻き込んだ無差別テロが多発。14年4月30日に新疆ウイグル自治区の首府・烏魯木斉市の南駅、5月22日には同市内の朝市で、それぞれ爆弾テロ事件が発生し、複数の死傷者が出た。直近では6月21日に同自治区カシュガル地区カルギリク県の地元公安局の建物にトラックが突入し、乗っていた武装集団が爆破装置を起爆させる事件が起こっている。警官3人が負傷。暴徒側の13人を射殺した。

 新疆以外のエリアでも、雲南省昆明市の昆明駅で新疆の分裂独立勢力が関与したと見られる襲撃事件が3月1日に発生している。当局は「新疆分裂独立派によるテロ」と断定。習近平指導部は全国にテロ活動の徹底的な封じ込めを指示した。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】北京市の天安門広場前で発生した車両突入・炎上事件の容疑者8人に対する初公判で、新疆ウイグル自治区の烏魯木斉市中級法院(裁判所)は16日、主犯格の男3人に死刑の1審判決を言い渡した。

【中国】度重なる無差別テロ事件の影響で、本格的な夏の観光シーズンを前に新疆ウイグル自治区を訪れる旅行客が急減している。

【タイ】タイ警察によると、3月にタイ南部ソンクラー県の天然ゴム農園で逮捕された密入国容疑者230人の約4割が中国籍のウイグル族であることが16日までに確認された。残る6割についても確認作業を進めて...

【中国】新疆独立派ウイグル族と見られる武装集団による雲南省昆明駅の無差別殺傷事件を受けて、ウイグル族が比較的多く暮らす昆明市内の官渡区大樹営は、特殊警察が大量動員され、厳戒態勢が敷かれている。

【中国】中国新疆ウイグル自治区アクス地区ウシュトゥルファン(烏什)県で14日に起こった警察車両の襲撃事件に関し、地元公安当局は16日までに、麦合木提江・托合提(ウイグル語の中国語表記)を首謀者とする武...

特集



新着PR情報