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中国:長江沿いに「シェアハウス船」街、200人が水上生活

2014年7月3日(木) 13時51分(タイ時間)
【中国】湖北省武漢市の長江(揚子江)沿いに、船内を細かく区切った「シェアハウス船」の連なる“水上生活の街”が形成されている。

 ここで生活する人々は、卸問屋街「漢正街」の運送作業員。昼間働き、夜になると船に戻ってくる。1人暮らしから家族暮らしまで住み方はさまざま。入居者数は全体で200人に上るという。ケイ楚網が6月30日付で伝えた。

 この“シェアハウス船”を経営する60歳代の男性に話を聞くと、20年前に購入した中古船1隻を20万人民元(約327万円)をかけて改装。全長30メートル、幅8.5メートルの船を20部屋に区切って貸し出したという。1部屋の広さは5~6平米。賃料は月200人民元(約3273円)程度に設定している。ここ数年値上げはしておらず、収入が限られる運送作業員にとってはまさに「渡りに船」。一旦入居すると、数年は住み続ける人が多いという。

 もっともこの「シェアハウス船」を巡っては、安全性が問題視されている。洪水による水没や、船が密集していることによる大火事の発生が過去に数回起きているためだ。トラブルもある。入居者が川にゴミを捨てることに周辺に住む市民が苦情を訴えている。また、ほとんどが旧船のため、景観上の問題を指摘する声もある。

 しかし市の関連当局は、これを放置している状態。海事、水務、水上公安などがいずれも「管轄範囲外」だと主張し、問題をたらいまわしにしているという。
《亜州IR株式会社》

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