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中国が新型魚雷を開発か、ロシア製部品を大量買付=露メディア

2014年7月4日(金) 11時59分(タイ時間)
【中国】中国がロシアから魚雷部品を大量に買い付けて、新型魚雷の開発を進めている――とのロシア人武器専門家の論文を同国メディアがこのほど報じた。

 中国は旧ソ連時代に同国の先進的な魚雷製品を大量に買い付け、その生産技術を習得。一方で、ロシア建国後は魚雷そのものではなく、魚雷部品の輸入に切り替えた点を強調している。

 ソ連は1950年代から魚雷の輸出を開始した。供給先は、中国、インドネシア、エジプト、シリアなど。当初は輸出専用の型式は存在しなかった。ソ連は中国に各型式の魚雷を提供すると同時に、量産化に向けた技術を移転したという。

 ソ連解体後の新生・ロシアも魚雷輸出を積極的に行った。1994年には、中国船舶工業貿易公司とロシア国営武器製造企業が533ミリ(21インチ)魚雷の共同開発で合意。中国がロシアから部品を買い付けて、国内で完成品を組み立てる取り決めを交わした。ただ輸入する部品は、点火プラグエンジン用電気推進モジュールなどに限定。自動誘導やコントロールシステムなどに関わる部品については、中国が自国製品を用いたという。

 ロシア製の自動誘導・コントロールシステム部品の使用を中国が避けた理由については、これまでのところ公開された情報がない。しかしロシアの海洋機器中央研究所は、創立60周年に発表した資料で、同研究所が開発・製造する一部魚雷に搭載する電子モジュールについて、生産技術が遅れている点を問題提起していた。こうした現状を受けて、ロシアは1997年に入ると新型魚雷の開発に着手。技術性能を大幅に引き上げ、軽量化や小型化にも成功している。
《亜州IR株式会社》


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